こんにちは。成城モンテッソーリの鈴木でございます。今回は現在私が学んでおります
発達障害児のためのモンテッソーリ教育による支援についてをテーマにかかせて頂きます。
私がこれを学んでいて、改めて感じたことは、モンテッソーリ教育は100年以上前に生まれた教育
でありながらまさに、今の時代にも求められている教育ということです。
そもそもモンテッソーリ教育とは個人差教育で、すべての子どものための教育で、ひとりひとりが
異なることを前提に、子どもを観察し支援することを大切にした教育です。
そのためどんな子どもでも受け入れて教育することができる可能性がある教育法です。
どの子も違うので、その違いを受け止めてひとり一人をみていこうとするインクルーシブ教育、今世界が
求めている、目指している教育なのです。
ただ、お部屋に入れないなどお仕事をする前の段階が困難な場合は、いくらモンテッソーリ教育がよいと言ってもそれを生かすことはできません。
子どもが自分で何かをできるようになりたいという思いから、自己選択をして、集中し、お仕事を満足するまで行い満足感を得ること。そして結果的にさまざまな能力が身につくことで自己肯定感が育まれる。
この一連の流れを獲得するためにはモンテッソーリ教育の環境に入り、落ち着いてお仕事に向き合うことが必要なのです。
子どもが何か困難さを抱えている場合、モンテッソーリ教育の環境に適応するのが難しいことがあります。
まずはそれを克服するために現代科学による支援が必要となってきます。
発達障害という言葉はよく耳にしますが、その子の抱えている困難さはひとりひとり
みんな違います。
その困難さを、教師という立場から子どもを観察することで、どこを支援したらよいのかを
検証し実行していくことが必要であると考えています。
それにより、子どもの困難さやご家族のお悩みなどが少しでも解消できるよう
援助していきたいと思っております。
私の学んでいるコースには全国から幼稚園や保育園の先生が沢山いらしています。
子どもが自ら発達していく力を発揮することができる環境を整えるために
適切な知識をもって援助することの大切さを強く感じています。
ご家庭でもお子様のことでなにかお困りのことがありましたら是非ご相談ください。
次回は発達ついてのテーマで書きたいと思います。
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